空海
空海記念統合医療クリニック

104-0061 東京都中央区銀座7-13-12 サクセス銀座7ビル8階 TEL 03-3543-0070 FAX 03-3543-0090

当院の特徴

文字サイズ
標準
拡大

院長ごあいさつ

空海記念統合医療クリニック 院長 星野惠津夫

空海記念統合医療クリニック 院長
星野惠津夫

当院の設立目的は、がんをはじめとする、現時点で治療が困難なさまざまな病気に苦しむ患者さんとそのご家族を、身体的・心理的・宗教的にサポートすることにあります。

当院の診療方針の基本は、人が本来持っている正常に戻ろうとする回復力である「自然治癒力」を最大限発現させることにより、さまざまな病気を快方に向かわせることにあります。

年々医学は進歩しており、その効果も大きいのですが、実際には医学だけでは病気は治りません。たとえば手術でがんは取り除けますが、自然治癒力が発揮されなければ、手術で開けた傷口は塞がらないのです。

自然治癒力の発現を妨げている、低たんぱく血症やさまざまな栄養素の欠乏、誤った食生活や運動不足、怒り・悲しみ・不安などのネガティブな感情、冷え・便秘・不眠などの症状の多くは、統合医療によって是正できます。

患者さんの状態を医学的に正確に評価し把握した上で、正しい医学の知識と技術に基づいてさまざまなサポートを行えば、患者さんの多くは、病状が劇的に改善し、苦痛の少ない状態で一定期間普通の生活をすることができます。 

そして必要に応じて、さまざまな領域の専門家と連携してユニークで効果的な治療を行うことにより、標準的治療が無効となった患者さんの多くが奇跡的な回復を見せるのです。

当院で提案する治療法の中には、健康保険が適用されない自由診療も含まれますが、それらはすべて私自身が患者さんを通じてその有用性を確認し、自信をもってお勧めできるものです。

当院の役割は、患者さんの主治医になることではありません。他院で治療中の患者さんに対し、古今東西のさまざまな治療法を駆使して、最高のサポートをすることです。

当院は、通常の治療で十分な効果がえられない、がん以外のさまざまな難病の患者さんにも対応します。さらに近い将来は、認知症・自閉症・発達障害などの精神疾患にも取り組む予定です。

治療法としては、最先端の西洋医学に加え、東洋の伝統医学である漢方と鍼灸を三本の柱とし、さらに患者さんの状態を良好に保つため栄養・運動・温熱・心理療法などの支持療法も積極的に用います。

特筆したいことは、当院では有効な薬の処方や栄養素の補充だけでなく、祈り・瞑想・呼吸法など、「物」によらない方法により、自律神経・免疫・内分泌系を強化・正常化し、患者さんの自然治癒力を引き出して、治療効果を高めます。

仏教では、「抜苦与楽(ばっくよらく:苦痛を除き楽にすること)」や「施無畏(せむい:安心感を与えること)」が、僧侶や医師の重要な責務とされます。実際、それらにより多くの患者さんは元気になります。

当院は、病気を治す「病院」ではなく、自然に病気が快方に向かう「健院」をめざします。約25坪の多目的ホールでは、飲食物・運動・温熱などの生活指導に加え、ヨーガ、瞑想、呼吸、音楽などを用いた指導を行います。

当院の患者さんとご家族は、ここで医師、看護師、あるいは療法士の指導を受けることができます。また、ご希望があれば、臨床宗教師(僧侶)や心理療法士によるカウンセリングも受けられます。

このような考えに基く医療施設は、わが国で初めてのものです。現代の医学と医療の限界を乗り超えるためには、このような新しい試みが必要です。当院に、ぜひご期待下さい。

体系のある3つの柱を、体系のないさまざまな治療で補完する

当院のシンボル

揮毫

当院のシンボルは、医の古字体の「醫」です。「醫」の文字は、高野山大僧正・霊宝館館長で、現代における空海研究の第一人者である静慈圓先生のご揮毫によるものです。

「醫」の左上の「医」は、「匚(はこがまえ)」と「矢」を組み合わせたもので、「矢をしまう箱」のことです。「矢」には厄や悪霊を祓う神聖な力があるとされています。

「醫」の右上の「殳」は矛(ほこ)のことですが、古代中国においては、外科治療は矛や槍のような武器を用いて行われていました。

その両者を合わせた「殹」は「えい」と読み、巫女(みこ)が「エイ!」と叫んで病邪を追い払う祈祷を意味します。

「醫」の下の「酉」は、薬瓶や酒つぼを意味し、内科的な薬物治療を示します。

このように元来「醫」とは、目に見える「メスや薬」を用いる外科的・内科的治療と、目に見えない「祈りや祈祷」を用いる宗教的治療が統合されたものでした。当院のシンボルは、「医」から「醫」への回帰をめざす、私たちスタッフの願いを象徴しています。